電力全面自由化より8カ月で新電力への切替実績257万件


電力全面自由化より8カ月で新電力へ切替実績257万件
(全家庭の4.1%が切替え)

 経済産業省の認可法人である電力広域的運営推進機関が13日に発表したデータによると、家庭向けの電気の小売りが自由化(全面自由化)した昨年4月から12月までに 257万4500件の契約が地域電力大手から新電力などに移り、全国世帯数の4.1%の家庭が切替えたことになり、着実に自由化が浸透してきていることを証明しています。  
 地域別では首都圏が最多の144万3800件です。新電力バンク®を通じた電力切替世帯数も着実に伸びており、旧東京電力域内の家庭の6.3%が切り替えています。(旧関西電力域内は51万7900件、旧中部電力域内は20万2800件)。 現時点では、旧北陸電力域内で1万2300件・旧中国電力域内では1万6600件と遅れをとっています。